さかすけです。
最近読んだ本の感想を述べます。
↑読んだ本
まずこの本を選んだきっかけは、自分の出身大学が日本大学だからである。2022年に日大の理事長に就任した林真理子さんが書いた本ということで興味が湧いた。
不祥事が横行し、世間的にイメージはよくない日大だが卒業した身としては愛着があるもので、日大という単語に反応してしまう自分がいる。
選考理由書が日大のホームページに掲載されていたので合わせて引用。
https://www.nihon-u.ac.jp/uploads/files/20220603113006.pdf
↑選考理由書
さて本の内容だが林真理子さんの生い立ちや人物像、作家という仕事を通してたくさんの人と出逢い、人格形成及び陶冶される過程を具体的なエピソードを交えて分かりやすく書かれていた。文面は堅苦しい表現を避けており、とにかく噛み砕いた書き方だったのが印象的だった。
本に書かれていたことで自分が参考にしたいと思ったことは2点ある。
1点目は「成熟」について。本の中で「成熟」とはすこしでいいから変わっていくということ、とあった。人生100年時代と言われる今日。いたずらに時を過ごすのではなく、毎日の過ごし方をより良くすることが大切。
皆さんは「成長とは何か?」と問われた時にどう答えるだろうか。この問いに勿論、答えはないが自分は「昨日より今日が0.1でも積み上がったな」と思うことができればそれは成長したと言えると考えている。知識の習得や筋トレ等、何でもいいから積み上げる。毎日の積み重ねが今の自分を造っているからである。
2点目は仕事に対する姿勢。本文の中で「仕事はお金を得られることと生きがいを得られる」という二つの利点がある。と述べられており凄く共感した。 本を読んで自分の仕事の生きがいを改めて考えさせられた。自分の生きがいは「美味しいもの」を提案し、お客様の笑顔や安心感をつくること。「食」で人を幸せにする。この気持ちをもって営業活動をするのが何よりも楽しくて、心躍ることを再確認した。ウクライナ危機で高騰している食料品の数々。そんな逆風が続く中でも、自分の信念に従って仕事を遂行していきたいと思う。
#読書 #感想 #仕事観
以上。